4年前に購入したNASを便利に使っていますが、ふとNASである必要はないのでは? と思いました。
ブログに書かなかったので記憶ですが、仕事で出張することが増えてきて、簡単にインターネット経由で自宅のNASにアクセスできるというメリットを大きく感じて購入しました。
思ったよりも使用機会が少なかったた上に、インターネット公開したQNAPを対象をしたマルウェアが流行したこともあり、現在は使っていません
また、メイン機がMacだったため、PCIe付のNASであればPT3で地デジを録画できるというのも一つのメリットでした。
今はメイン機をWindowsにしたので、メイン機で録画することも可能です。
録画の信頼性や録画中に負荷がかかる作業や再起動できないことを考えると、メインマシンで地デジ録画するのは
デメリットも多いですが…
他にもいろいろNAS上でアプリが使えて面白そうと思っていましたが、結局あまり使わなかったりしています。
普通のNASとしてファイル共有をする分には便利に使っているのですが、自宅にいる時にしか使わないので、それならWindowsでファイル共有するだけで良いのでは? と思い、それならNASいらなす? と思いました。
メイン機にデータを入れずに、NASを使うメリットはこれくらいでしょうか。
・自宅内で複数端末からアクセスしやすい
メイン機を起動していなくても、スマホやタブレットからデータにアクセスできる(自宅内)
また、スマホやタブレット向けのQNAP NAS向けの専用アプリがあります
普通のSMB Clientアプリとの差がどれくらいあるかは不明。
・バックアップが信頼できそう(復元はしたことなし)
Windows向けバックアップソフトは未だにベストなものを見つけられていません。
・NASの常時起動と地デジ録画の常時起動を兼ねられる
メイン機で地デジ録画すると録画中に負荷がかかる作業ができなかったり、再起動できなかったりする。
・安定していて気遣いが不要
Windowsで録画機兼ファイルサーバを運用していた時は、たまに固まっていました。
・電気代が安い
ワットチェッカーで待機時の電力を測ってみたところ、NASは27~29W、メイン機は46~51Wでした。
(メイン機はバックグランドでいろいろ動いており、あまり安定しませんが…なるべくバックグランドのプロセスが動いていないタイミングで測定しました)
NASの電気代は28W×24時間×365日で年間245kW、約6,500円です。
メイン機を常時起動すると、既に一日のうち半分は起動しているとして、48W×12時間×365日で年間219kW、約5,500円の電気代が追加でかかります。
差し引きして1,000円ほど、NASの方が電気代が高いです。高いんかい。
逆にデメリットは…
・メイン機からのアクセス速度が遅い
5Gbps LAN接続しているので、HDDの遅さがボトルネックにはなっていますが、体感速度は内臓ストレージの方が速い気がします。
・メイン機をMacに戻すことがあれば、録画マシンを組む必要がある
Macに戻す可能性はあるような…ないような…
・電気代が高い
計算したらNASの方が電気代の方が高そうなので、デメリットに移動しました
ぐらいでしょうか。
デメリットが大きくないので今まで使い続けてきましたが、NASである必要もなす?