現在行っている電子書籍化についてのメモ書き。
面倒だから丁寧語はなしで。
改良できる所などあればコメントください。
・スキャン
まず、カバーを取り外し、
カバー 帯付き 表
カバー 帯付き 裏
カバー 帯なし 表
カバー 帯なし 裏
の4つをフラットヘッドでスキャン。
次に本本体の、
表紙
背表紙
裏表紙(で良いのか)
の3つをフラットヘッドでスキャン。
自分の環境だと背表紙は自動トリミングがうまく働かないため、手作業で回転・トリミングを行う。
本を裁断し(後述)、本編をADFでスキャン。
ただし、本の最初にカラーイラストページ等がある場合、そのページはフラットヘッドでスキャン。
小説の場合、ページの向きの自動判別機能を利用する。
漫画の場合は利用しない。
スキャンした後、偶数ページか奇数ページで右回転あるいは左回転を行う。
・裁断
裁断機がベストなようだが、場所を取るのでカッターで裁断する。
結構危険なのかもしれない。
ハードカバーについては考えないこととする。
まず、一番外側の厚紙部分を剥がす。
以下、イラスト保護のために裁断方法を場合分けする。
○小説(挿絵なし)の場合
だいたい半分に折り、背表紙側からカッターを入れて半分に分ける。
さらに適宜分割する。
このときは見開き側からカッターを入れる。
糊付け部分から余裕を持ってカッターで切断する。
○小説(挿絵有り)の場合
だいたい半分の所にある挿絵のページで半分に折り、背表紙側からカッターを入れて半分に分ける。
さらに挿絵のページで分割する。
このときは見開き側からカッターを入れる。
全ての挿絵のページで分割し終わったら、それぞれの分割ごとに、挿絵のページは手で剥がし、残った分割は糊付け部分から余裕を持ってカッターで切断する。
○漫画の場合
だいたい半分の所にある糊付け部分に余白がないページで半分に折り、背表紙側からカッターを入れて半分に分ける。
さらに糊付け部分に余白がないページで分割する。
このときは見開き側からカッターを入れる。
全ての糊付け部分に余白がないページで分割し終わったら、それぞれの分割ごとに、糊付け部分に余白がないページは手で剥がし、残った分割は糊付け部分から余裕を持ってカッターで切断する。
・画像処理
画像処理はまだはっきりとまとまっていないが、以下については毎回行いたい。
切断面の曲がりによる黒色部分を取り除くトリミング
その他については以下にまとめた。
向きの調整:上記
傾き調整:気になる場合は行う
白黒化:行わない
コントラスト調整:行わない予定だったが、電子ペーパーで閲覧する場合は行った方が良いかもしれない
画像サイズの統一:行わない
スキャン後の画像はJPEG形式なので、画像処理を行い上書きする度に劣化する。
BMPかPNGに変換してから画像処理を行った方が良い。
最終的な出力としては、文字ページはPNG、イラストページはJPEGが適当かと思われる。