IS03以来のAndroid端末ですが、戸惑うことなく使えました。
一番流行っているホームアプリはADW.LauncherからNova Launcherに変わったようなので、とりあえずNovaを入れてみました。
ほぼ読書専用端末なので、Dockに主要アプリを置くのみで、ウィジェットを使う予定はありませんが…
ではまずハードの感想から。
iPad miniと比べると同じ7インチ級タブレットではあるものの小さくて軽いです(ただし安っぽい)。
その分ディスプレイは小さく、タブレットというよりは大きいスマホという感覚です。
解像度はWUXGAですが、ソフトウェアキーに少し取られてしまいます…が、読書端末としてはアスペクト比が良い感じになります。
ただ、風呂読書端末として期待していた防水機能が、ディスプレイに水が付くとタッチパネルが誤反応しまくるのが惜しいところです。
次にソフトの機能的な感想。
iOSに比べると自由度が高く、ホームアプリを弄ったりシステム管理アプリを弄ったりするのは面白いと思います。
上記の水によるタッチパネル誤反応の件も、読書アプリで音量ボタンをページ操作にすることができれば風呂読書には問題なくなりますしね。
ただ、コンピュータとシステム全体の同期をすることができず、ファイル送受信だけでも専用のアプリをAndroid/コンピュータ共に起動していなければならないという遅れた仕様です…
また、ウィルス対策ソフトが必須、Air Videoが非対応、i文庫が微妙など、iOSに比べるとアプリ周りの貧弱さが厳しいです…
更に、iOSのようにアプリからの通知をしっかりと管理できないため、白ROMでdocomo端末を使っていると毎日「契約中サービス一括インストール失敗」と出てきてうざいです…
一度登録してしまった無線LANアクセスポイントの情報を削除できないなど、妙なところで機能が足りません…
Androidの方がiOSよりも機能的には優れているイメージがありましたが、実際にはそんなことはありませんでした…
ソフトの感覚的な感想について。
Androidの(感覚的な)完成度はiOSと比べると未だに低いです。
タップしたつもりが数mm動かしただけだったり、本体を持っただけのつもりが触ってタップしてしまったりします。
持った親指は認識しないiOSや、手のひらは認識しないように動作するMacのトラックパッドなど、Apple製品はどう動かしたいのかの判別が良くできていることを改めて実感しました。
アニメーションに関してもカクカクで、使っていると気持ち悪くなってくるのでアニメーションの効き具合を減らしました。
サードパーティのアプリについても、UIがスマホ向けと共通なのか、異常に大きい文字が表示されたりボタンが大きかったりします。
ここら辺はiPhoneとiPadでUIを分けているiOSのメリットが大きく出てきますね。
まとめ。
ハードについては自分が求めていた機種を購入したため、不満はありません。
しかしソフトについては、Androidの悪さがIS03の頃から変わらず、不満があっちゃいます。
とはいえ今までiPadを防水ケースに入れたり出したりしていた手間を考えると、そのまま風呂に持ち込める防水機能は非常に便利なので、しばらくは使い続けることになりそうです。