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Windows 11でもMultiWallpaperは動作します

 Windows 11 Insider Preview(Windows 11 Pro 21H2 Build 22000.51)上でのMultiWallpaperの起動、壁紙設定が行えることを確認しました。
マルチモニタ対応の機能はWindows 10よりも増えているようですが、(Insider Previewの段階では)壁紙関係はWindows 11になっても変更はないようです。

夏至 -2021年6月21日-

 昨日ですが、夏至でした。
「最近日が出てる時間が長すぎない???」って思ったらそれは夏至近くです。
この時期になると1年前の同じ時期を思い出し、1年ってあっという間だなぁと考えてしまいます。
夏至以外にも1年前のことを思い出すタイミングとしては、年末年始、桜、夏の暑い日、お盆、クリスマスくらいでしょうか…

Galaxy Z Fold2用保護フィルムはこれだ!

 Galaxy Z Fold2を数日間のみ使用したレビューを記事にしましたが、結局その後もGalaxy Z Fold2を使い続けています。

 それはなぜかというと、気になっていた折り畳み部に空気が入る問題が解決したからです。
解決というか純正の保護フィルムを剥がしてしまい、他社製の保護フィルムに張り替えたんですが…
Amazonで売っているCresee Galaxy Z Fold 2 用 画面シールというものが問題なく使えています。
メインディスプレイ・サブディスプレイ・背面・側面のフィルムが2セット入っていながら約1300円と安いのもいいです。
Cresee製に張り替える前にGOBUKEE Galaxy Z Fold2 5G 対応 保護フィルムを一度使用したのですが、折れ曲がる部分が何と言ったらいいのかザラザラした発色になってしまいました。
貼り付け方が悪かったのか、貼り付け直後に折り畳んだのが悪かったのか…こちらは1セットしか入っていたため原因は分かりません。
なので、Galaxy Z Fold2用保護シートにはCresee製をお勧めします。

 フォルダブルなので、折り畳めるようにガラスフィルムではなくビニールのフィルムになっています。
更に画面が大きいので貼り付けはさぞかし大変だろう…と思いますが、Cresee製もGOBUKEE製も最初に中央部分のみ仮で貼り付けて位置を決めてから、右半分を本貼り付け、左半分を本貼り付け、と作業でき、貼り直しが起きないのでそこまで大変ではありませんでした。
ちなみにPDA工房製の保護フィルムはそういうのがなさそうなので購入候補から除外しました。
位置決めが問題なくできれば、あとは空気と埃が入らないように頑張るのみです。
空気は後から押し出して抜くことができるのですが、ディスプレイと保護フィルムの間に空気が移動した跡が残ってしまいましたので、貼り付け時にとにかく空気を入れないようにするのがおすすめです。

 余談ですが、折りたたんだときに通常のスマホサイズになる大きさのフォルダブルスマホで内側に折り畳むタイプはGalaxy FoldとGalaxy Z Fold2しかなかったところに、Huawei Mate X2やXiaomi Mi Mix Foldも参戦してきて、これからの盛り上がりが楽しみです。

MultiWallpaper 3.1を公開しました

ver.3.1 2021/04/14 解像度が非常に大きい時にメモリ不足になる不具合を修正。(64ビット環境の場合は64ビットで動作するようにしました。32ビット環境の場合は不具合修正されていません)

 というわけで、64ビット化しました。
先日対応したはずのHiDPI環境で壁紙適用すると例外になるというご報告をいただいて調べていましたが、どうもC#(.NET Framework)のBitmapクラスの作成でエラーが発生している様子。
どうやら最大メモリサイズが32ビットだと1GB、64ビットだと2GBとなっているようなので、そこが引っかかっていたようです。
とりあえず64ビットで動作させるという暫定的な対策をしてバージョンアップしました。
参考:【C#】Bitmapクラスの最大サイズは?

 暫定的にといったのは、上限が2倍になっただけでしかないためです。
また、動作するとしても2GBのメモリを消費するのは何とかしたいです。
今のMultiWallpaperの動作としては、すべてのモニタを合わせた分の大きい画像を作成して、貼り付けたい画像を拡大縮小して貼り付けて、必要な部分だけ切り出しています。
MultiWallpaperを公開した2006年当時は4K等のHiDPIモニタなんてほぼ存在していなくて、そのような動作でも何GBもメモリを使うことはなかったのですが…
画像処理の知識があるわけではないので、思いつく対策としてはモニタごとに画像を作成して、貼り付けたい画像を拡大縮小することです。
できなくはなさそうですが、1枚の画像を全モニタに広げるときの位置の計算が面倒臭そうです…

 かっこ内の文章についてですが、C#でAnyCPUでビルドすれば64ビット環境では64ビットで動作し32ビット環境では32ビットで動作する(はず)なので、64ビット環境では上記の対策が効きますが、32ビット環境では今回の対策は効いていないですということです。

2021年度突入

 2021年も4月に入り、2021年度に入ってしまいました。
つまり、もう2021年の1/4が終わってしまいました…早すぎます…
あけおめ記事で2021年は何かをやったり、自分が変わったと思える年にしたいと書きましたが、1/4が終わった時点での点数を付けると60点ぐらいでしょうか…
これから加速していきたいと思います。

Logicool コードレス オプティカル トラックマン TM-400を引っ張り出す

 今年夏にメインマシンを自作Windows機にして以来、入力デバイスとしてMagic Trackpad2をPrecision Touchpadドライバをインストールして使用していましたが、精度の低さが気になっていました。
例えば、指が浮いていても数ミリの距離だと誤反応でプルプルしたり、マルチタッチジェスチャーの指の本数が違って認識されたりしてしまいます。
Magic Trackpad2はiMacで使用していたもので、その時は精度の低さは全く感じなかったのですが…
同じハードでも、ソフトの違いでこんなに変わるものなんですね。

 とはいえ大きな問題ではないのでMagic Trackpad2を使い続けてきましたが、気分転換に以前使用していたLogicool コードレス オプティカル トラックマン TM-400を引っ張り出しました。
Macに移行して以来使っていなかったと思うので、実に10年ぶりです。
トラックボールは慣れが必要なので、10年ぶりに使うのは不安でしたが、まずパッケージから出すのが大変でした。
スクロールホイールのゴムの部分が加水分解でパッケージにくっついてしまっていました…

 まずは10年ぶりに使えるようにします。
本体のプラスチックがおそらく加水分解によりベトベトになっていましたが、アルコールで拭くことでとりあえずは元に戻りました。
が、問題はスクロールホイールです。

分解してスクロールホイールのゴムの部分だけを取り出すとこんな感じで、ゴムがかなりべちょべちょになってしまっています。
調べてみると、加水分解している部分は消しゴムでこすると取れるようなので、消しゴムでこすってみました。

ゴムの部分が完全になくなりました。
諦めてそのまま戻しましたが、プラスチックそのままなので滑って使いづらいです…
また、ホイールクリックしようとしても、直径が小さくなったので指を押し込まないとホイールクリックできません…
スクロール動作については、W10Wheel.NETを使ってボールの回転でスクロールしようと思います。

 スクロールホイールは死亡しましたが使えるようになりましたので、しばらく試してみたいと思います。
気になる点は以下。
・Magic Trackpad 2の時と比べ、マウスカーソルの動きがカクカクしているというか飛び飛びになっている…dpiが低いのかドライバが悪いのか?
・10年前も思っていましたが無線の電波が弱く、受信機との距離が10cm程度以下でないとまともに使えない…無線のメリットがないので、有線化してほしかった…
・多ボタンとはいえマルチタッチジェスチャーよりは機能が減るので、ジェスチャーアプリのインストールが必要で面倒。

 しばらく試してみますが、やっぱりMagic Trackpad 2の方が良かったとなりそうな気がしています。
MX 1100もあるので、次はこっちを試そうかな…

Galaxy Z Fold2 レビュー

 Galaxy Z Fold2を数日間だけ使う機会がありましたが…数日間の使用では良さがピンと来ませんでした。
一旦、不満点を中心に記事にします。


1 サブディスプレイを頻繁に使うにはサイズが細すぎる
 横に開くフォルダブルではこれ以上大きくできないのは分かりますが、細長すぎると感じます。
2015年にiPhone 6s Plusにしてから画面が大きいスマホを選び続けているので、慣れれば違和感は減ると思いますが…

2 サブディスプレイからメインディスプレイに切り替えたとき、画面は大きくなるがコンテンツの情報量は変わらないというかむしろ減る
 WEBとかTwitterとかをメインディスプレイで見る場合、せっかく画面が大きくなるのでたくさんのコンテンツを表示してほしいです。
しかし画面が横長になったところで、WEBやTwitter等で表示されるコンテンツの文字量はほとんど増えません。
むしろ横幅が大きくなると画像の縦幅もそれにつられて大きくなるので、情報量が減るまであります。
あと、設定できたのかもしれませんが、メインディスプレイにすると文字サイズが大きくなるのでその影響もありました。
 
3 アプリ制限
 サブディスプレイとメインディスプレイでアスペクト比が大きく違うため、ホームアプリや、文字入力アプリがGalaxy純正アプリしか使えないと思います(多分)。

4 折り畳みという形状とその完成度
 各所でレビューされている通り、ヒンジはしっかりしていて、壊れそうな不安はなく安心して使えます。
一方、有機EL側の折り畳み部はまだまだ完成度が低く、未完成で安っぽい感じがしてしまいます。
例えば以下の画像。
閉じているときは問題ありませんが、開いている状態では折り畳み部から空気が入ってきます。
完全に開いている状態よりも半開きの状態の方が空気が入ってきやすいようです。
軽く押せば空気を押し出せますが、もう有機ELと保護フィルムがはがれてしまっているため、比較的短時間で画像の状態になってしまいます。
調べてみると真ん中まで空気が入ってしまってくっつかなくなってしまった個体もあるようです。
ここら辺の品質のため、未完成で安っぽい感じがしてしまいます。

 不安に思っていたメインディスプレイの保護フィルムの触感は、十分硬く違和感はありませんでした。
とはいえ爪で押したりしたら傷が付いてしまう強度ではありますが…
また折り畳み部の歪みや反射が気になるかどうかについては、各所で言われている通り、気にならないと言えば嘘になりますが、ほぼ気にならないですね。


 結論としては、Galaxy Z Fold2がもう少し安くなったら買うか、折り畳みiPhoneが出たら買います。
買うのか。
あと個人的にはOPPO、LG、TCLが発表している巻き取り式スマホ(ローラブルスマホ)が上記不満点を解決してくれそうなので、期待しています。

Simple MultiWallpaper Changerのメンテナンスを行いました

 先日MultiWallpaperのメンテナンスを行い、何か忘れているなぁと思ったらSimple MultiWallpaper Changerというソフトも公開していました。
MultiWallpaper同様に、高dpi環境でのUI表示に対応しました。
壁紙設定も問題なく動いていることを確認しましたが、ちょっと不安がありますので、おかしいところがありましたら連絡いただけると嬉しいです。

Faviconのメンテナンスを行いました

 昨日の記事の続きです。

 Faviconを今どきの解像度にアップデートしました。
といってもデザインは変えずに解像度を大きくしただけですが、Faviconが大きく表示される場合にボケずにしゃっきりと表示されるようになったはずです。
デザインが変わってなくて区別が付かないので、高解像度版にはこっそりとG-SCE.COMという文字を入れていますが、16×16や32×32で表示されていたら分からないと思います。